NYダウ、続伸＝1年半ぶり高値更新〔米株式〕（5日）☆差替

　【ニューヨーク時事】連休明け5日のニューヨーク株式相場は、米経済指標の良好な内容を好感して続伸、優良株で構成するダウ工業株30種平均は前週末終値比46．48ドル高の1万0973．55ドルと、2008年9月26日（1万1143．13ドル）以来約1年半ぶりの高値を更新して終了した。また、ハイテク株中心のナスダック総合指数も続伸し、同26．95ポイント高の2429．53と
、08年8月15日（2452．52）以来約1年8カ月ぶりの高値を更新して終わった。
　ニューヨーク証券取引所の出来高は前営業日比1403万株減の8億9966万株。
　米労働省が2日に発表した米雇用統計では、3月の非農業部門就業者数が前月比16万2000人増と、増加幅が2007年3月以来最大となった。また、1月の同就業者数がマイナスからプラスに修正されたほか、2月
も改定されて減少幅が大幅に縮小されたことから、米雇用環境が改善し始めていることが確認された。2日は聖金曜日のため、米株式市場は休場だった。
　一方、米サプライ管理協会（ISM）が5日発表した3月の米非製造業景況指数（NMI）は55．4となり、前月の53．0から上昇。さらに、米不動産業者協会（NAR）が同日発表した2月の中古住宅販売仮契約指数は前
月比で8．2％上昇。いずれも市場予想を上回り、株式市場では買い安心感が広がった。
　ただ、市場関係者の間からは「経済指標が良かった割には、上値が重かった」（大手証券）との声が聞かれた。ダウはこの日、一時1万0988．06ドルまで上昇、1万1000ドルの大台に迫ったものの、「1万0990ドル近辺に固い壁」（同）があった。（続）

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引用元:鹿児島市歯科の総合情報サイト