2010年9月29日水曜日

ライオンや花王「美白歯磨き」強化 「抗加齢」取り込み 収益底上げ

 歯を白く、美しくみせる効果を追求した「美白歯磨き」の売れ行きが好調だ。ライオンが2月に発売した新商品の販売は、計画の倍のペースで推移。花王が昨年2月に発売したナノレベル(ナノは10億分の1)で汚れを落とす歯磨きの売り上げも、当初目標を大きく上回っている。高齢化の進展で、加齢に伴う歯の黄ばみ?くすみに悩む人は増えており、各社は美白
歯磨きの商品力強化で収益の底上げを狙っている。

 ライオンの新商品「プラチアス クリーミーアップ ペースト(50グラム880円、110グラム1380円)は、歯のくすみを浮かせて取り除く独自の成分を配合し、本来の歯の白さを取り戻せる美白効果を高めた。一部の小売りでは、化粧品売り場で取り扱ってもらうなど、美白やアンチエイジング FF14 rmt
(抗加齢)をアピールする商品戦略が奏功し、発売後2カ月の売り上げは計画比1?8倍に達しているという。

 また、ナノレベルで汚れを落とす花王の「薬用ピュオーラ ナノブライト ハミガキ」(100グラム500円前後)は、2009年度に当初目標の1?6倍を売り上げた。30代後半から50代の女性をメーンターゲットに、天然由来の光沢成分
の配合で、汚れ落としだけでなく歯のつやを引き出す効果を提案。この商品コンセプトが「いつまでも美しく、若々しくいたいという女性に支持された」(同社)ようだ。

 一方、「アパガード」ブランドで知られ、高機能の美白歯磨き市場で40%以上のシェアを握るサンギ(東京都中央区)も売り上げの一段の拡大を狙っている。独自の薬用成分で歯垢を
除去し、歯の表面の傷を修復して歯を白く健康に保つ「アパガードMプラス」(40グラム680円、115グラム1470円)を4月に刷新。従来の容量115グラムタイプと同じ1470円の価格で125グラムに増量した商品や、数量限定で25グラム(250円)の少量タイプも新たに投入した。消費者の低価格志向にも対応した商品ラインアップのてこ入れで
、今年度はアパガード全体の売上高を前年度比5%増に引き上げる計画だ。

 歯磨きなどの日用品は、一般的に不況の影響を受けにくいといわれている。だが、デフレの進行による価格競争や消費者の節約志向の高まりで、最近の収益環境は厳しい。こうした中で、「価格は高めだが市場が拡大傾向にある」(サンギ)美白歯磨きへの収益期待は強まっており
、今後は各社のシェア争いが激化しそうだ。(中村智隆)

【関連記事】
? 資生堂VS.マンダム 整髪剤で火花 「霧タイプ」海外に戦線拡大
? ノエビアなど「むくみ」対策商品続々 新社会人狙い需要“青田買い”
? ポーラ、ファンケルなど青汁販売強化 化粧品頭打ち 健康志向に狙い
? 資生堂、美容皮膚医療2000億円の需要 拠点2
00カ所拡大
? ロート製薬、50代女性向け化粧品拡充 使い勝手向上 需要掘り起こし

引用元:アイオン-ナビ AION-NAVI - AION,アイオンの掲示板,BBSです,ユニーク 装備の情報,WIKI 攻略,RMT コンビニなどサービスを提供します。

0 件のコメント:

コメントを投稿