2011年1月22日土曜日

安い化粧品ばかり購入するようになった日本人女性?中国メディア

 金融危機以来、日本経済は低迷を続けている。これに対し、中国新聞網は「日本人女性は安い化粧品ばかり購入するようになった」とする記事を掲載した。

 日本経済産業省の調査によると、2009年度の日本の化粧品販売数量は前年比0.8%減となり、売上総額は同8%減となった。これに対して記事では、「経済低迷下においても、化粧品に対するニーズはさほど減少していないことが見て取れるが、売上総額が大幅に減少していることから、多くの日本人女性が普段使用する化粧品の金額を落としたことが分かる」と指摘した。

 つづけて記事では、日本では低価格の化粧品は薬局などでも購入することができると紹介。販売チャネルが大衆化したことによって、百貨店などで販売される高価格の化粧品が大きな打撃を受けていると報じた。

 高級化粧品が売れなくなるなか、化粧品メーカーは値下げなどの販売促進策を展開しているが、低価格の新商品の開発にも余念がない。記事では、「創意工夫によって生まれた新商品は、値下げ商戦のなかでも価格を下げずとも好調な売り上げを記録している」と紹介し、ニーズを満たす低価格で使いやすい商品が日本人消費者からの歓迎を受けているとした。(編集担当:及川源十郎)

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引用元:ロハン(新生R.O.H.A.N) 専門サイト

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